高血圧症.png

本態性高血圧症

高血圧症の大部分は本態性高血圧症ですが、まず減塩等の生活習慣の是正を行い、必要に応じ降圧剤を単独にまたは数種類の組み合わせで治療いたします。肥満、糖尿病、高脂血症、腎障害などが同時にあることも多く、それらの分析、治療を行うと共に、最も適した降圧剤を選択していきます。
個々の症例の病気の特徴、生活背景、精神面を考慮しながら、日本高血圧学会のガイドラインに準じた治療を行います。当院では継続的な家庭血圧測定をしていただき、その記録を参考に適宜薬物治療を修正して行きます。

日本高血圧学会ホームページ http://www.jpnsh.jp/)
二次性高血圧症

高血圧症の数%は内分泌疾患による二次性高血圧症です。殊に原発性アルドステロン症は高血圧症の5%強にあるとされます。放置すると脳梗塞などを起こすことの多い疾患です。その他にクッシング症候群、クッシング病、副腎過形成、褐色細胞腫、腎血管性高血圧症、甲状腺機能異常症などが挙げられます。 治癒可能なこれらの二次性高血圧を見逃すことのないように診断いたします。 副腎腫瘍による二次性高血圧症の場合、虎の門病院等に入院し精査・治療になる場合があります。その後はまた当クリニックで経過観察をいたします。