院長あいさつ

院長:小澤 安則

虎の門小澤クリニック 院長
小澤 安則

1)ホームページ改訂にあたってのご挨拶 (2016年10月)

院長は今年のBest doctorsに選ばれました。自分の思うところの診療を行いたくクリニックを開設して以来、皆様に役たつには何をすべきか、何をすべきではないかを考え、緊張感をもって毎日を過ごして参りましたが、それが評価されたものとうれしく存じます。
初診を忘れずに、日々診療を行えてきたのは、関係の皆様の支えが大きかったと感謝しています。改めて厚く御礼申しあげます。大学病院や大病院でも内分泌疾患を専門とする診療科が数少なくなっている中で,この分野での当院の責任はさらに大きくなるものと考えています。多種多様な疾患を正しく診断し,患者さんにとって最良の治療法を提示し実践していかねばなりません。
今後、当院の中心的使命は、内分泌代謝疾患のさらに高いレベルの診療ということになりますが、医学、医療は次々と新しい展開を見せ、疾患概念も診断法も治療も大きく変わっていくことが少なくありません。その流れの中で率先して先に進むには、意識を高く持ち、またそれができる構造を維持し、進化させていく必要があると考えています。
そのためには自らの知識の再生産の時間を多くすること、他の多数の専門医師との議論や情報交換、そしてそれらが診療に反映されること、診療データの共有化などが必須と考えています。これまでも虎の門病院をはじめ多くの医療機関との情報交換・医療連携を行ってきましたが、他の医療機関からも信頼されることが、患者さんのお役にたつものと信じています。

2)開設4年目にあたってのご挨拶

早いもので開設から3年が経ちました。より良い医療、自分の納得のいく医療を行いたいという開設の目的は実現してきたと考えています。病院勤務医時代にはなかなかできなかったことも可能になりました。例えば予約患者さんのデータをあらかじめ診療前に時間をかけて分析すること、また検査データがでた時点ですぐに分析し再考できることなどです。それにより診察の内容がより濃厚で、熟慮を経たものになりました。診察時間の外に多くの時間を費やしますが、すべての患者様にたゆまずこの作業を行っています。

必要な検査は正確に、そして速やかにできるように構築してきました。大きな機器、専門から外れる特殊な技術を要する検査などは、虎の門病院にて速やかに行っていただいています。これらのバックアップに関しては関係者の皆様の日頃のご尽力、ご協力に深く感謝しております。

これからも開設時の理念を求め続け、さらに高度なものに結実していくように努力をして参ります。

開設後も日本内科学会総合内科専門医、日本内分泌学会内分泌代謝科専門医、日本甲状腺学会専門医などの資格の更新をうけています。また当クリニックは日本甲状腺学会専門医施設にも選ばれています。 よろしくお願い申し上げます。

3)開院のご挨拶 (2006年6月)

30年余にわたり活動の場としてきました虎の門病院から歩いて5分の地に自らのクリニックを開くこととなりました。

虎の門病院では限られた外来時間に多くの患者さんを拝見していたため、待ち時間が長くなるなどのご迷惑をおかけしておりました。よりよい医療、自分の納得のいく医療を行いたいと考えていたところ、「虎の門病院医師ネットワーク」(虎の門病院と関連診療所との連携を進める機構)が数年前から機能し始め、また、この度虎の門病院の至近に新築された「虎ノ門法曹ビル」1階の利用が認められたことから、クリニック開設に踏み切りました。虎の門病院との病診連携を行いながら、納得のいく医療を展開していく所存です。

専門としてきた内分泌代謝領域、すなわち内分泌疾患(甲状腺疾患、副腎疾患、下垂体疾患、副甲状腺疾患など)、代謝疾患(糖尿病、高脂血症、メタボリックシンドローム、高血圧、高尿酸血症、痛風など)の疾患を中心に据え、その上に、より幅広く内科疾患の診療を、日本内科学会認定総合内科専門医資格をけがさないように高いレベルで進めていこうと考えています。

新橋、内幸町、霞ヶ関、虎ノ門のJRや地下鉄各駅から歩いて約5分という交通至便のところです。よろしくお願いいたします。